PogoShell 関連ユーティリティの紹介と解説


PogoToolz 1.1

PogoShell用にROMをカスタマイズするためのユーティリティです。以下の作業をひとまとめに行うことができるのでかなり便利です。
使用方法のドキュメントは用意されていませんが、基本操作は

1) ファイルをドラッグ&ドロップ
2) 作業を行うファイルをダブルクリック
3) 作業の選択 (T:ダミー削除, R:イントロ削除, E:ソフトリセット改変)
4) Applyボタンをクリック

という工程だけなので感覚的に理解できると思います。なおexithackが有効なのは、まだ一部の海外用ソフトだけです。国産ソフトに用いると多くの場合起動できなくなりますので、通常は使わないほうがいいでしょう。またダミー削除で動作しなくなるソフトも若干ありますので、転送前にエミュレータなどでチェックすることをお勧めします。

PogoBridge

GBBridgeを使用して、一本のフラッシュカートリッジにゲームボーイ(カラー) のソフトとゲームボーイアドバンスのソフトを同居させる場合に、PogoShellの強力なSRAM管理機能を活用し、両者のセーブファイルを共存可能にするソフトです。ただしPogoShellのファイルサイズがかなり制限されるため、実用にはやや難があるようです。
(情報提供: zo氏)

PogoShell Maker.NET

PogoShell用のファイル追加と削除を補助するユーティリティです。それほど高機能ではありませんが、多言語で操作可能です。テーマ選択補助機能を備えており、各種転送処理をクリックで選択できます。PogoShellと同じディレクトリにPogoshell.exeをコピーして起動します。インストールするには、事前にMicrosoft .NET Frameworkをインストールしておく必要があります。

Sram Explorer new

PogoShellのSRAMセーブデータをPC上で編集するためのソフトです。PogoShell同梱のextract_save.exeをより多機能かつ分かりやすく拡張したものと考えてください。使用するためには、まずゲームボーイ・アドバンスのSRAM全体 (256K) を適当なツールで吸い出します。保存するファイルの拡張子は「.dump」としてください。これをSram Explorerで読みこめば、名前どおりExplorer風の操作感覚でSRAM内のファイルを編集することができます。なおモード選択を要求されるときは、Pogoshell 1.2使用時 = Crc mode, Pogoshell 1.3 = gamecode modeで設定してください。
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